みなさん、占いは好きですか?
私は占いが大好きで、今もたまに占いをしてもらうことがあります。
ただ、私は過去恐ろしい依存症「占いジプシー」というものにかかっていました。
占いがないと生きていけないと思うほどに依存していた私の体験談を今回は告白しようと思います。
同じように苦しんでいる方の参考になれば嬉しいので原因や解決方法、予防策もまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
そもそも占いジプシーとは?
そもそも占いジプシーというものがどういうものなのか説明しますね。
「ジプシー」というのは移動型民族のことを言うのですが、短期間であちこち旅をしている民族だそうです。
その「ジプシー」という言葉がついた「占いジプシー」とは、短期間でいろいろな占い師に質問して回ったりして、占いに依存してしまう人のことを言います。
どうして短期間でいろいろな占い師にを頼ってしまうのかというと、「これは本当に当たっている占いなの?」「こんな結果は嘘だ!」と自分に都合のいい答えが出るまで占いを続けてしまうからです。
こうなってしまっては完全なる依存症とも言えます。占いとは完璧に自分が求める答えが出るとは限りません。
占いジプシーに陥ってしまい高額な料金を支払ってしまったり、借金をしてでも自分が納得行く答えが出るまで占いを続けてしまう人も・・。占いが大好きなのはとてもいいことです。
ただし、自分が同じ質問を何度もしてしまっていたり何人もの占い師を頼ってしまっている場合はこの「占いジプシー」の依存症を疑ってもいいかもしれません。
占い大好きな私が占いジプシーになってしまった原因を告白…
私は先ほどお話した通り、占いが大好きでした。最近ではアプリでも気軽にできますし、当時は何か困ったことがあればすぐに占ってもらっていました。
もともと人に相談するのが苦手なタイプで、余計に占いを頼るようになっていたのでしょう。
そして私が占いジプシーに陥ったきっかけが生まれます。それは同じ職場に好きな人ができたことでした。
職場恋愛なんて初めてで舞い上がっていたのですが、誰にも相談できず彼にも思いを伝えることはありませんでした。そこからは毎日占いをしていました。
彼に何と話しかけたらいいのか、彼と付き合える可能性はあるのか、彼の好きなタイプは?などなど。同じ質問を10人ほどの様々な占い師に相談していました。
1日に10回も占ってもらっていたので私自身も何が何だか分からなくなっていましたが、それでも必ずいい結果で私が納得できる答えが出るまで占ってもらっていました。
本当に異常でした。でも何かにその時はすがらなければ辛くて苦しかったのです・・。ある日、占いをやめようと思ったきっかけがありました。それは私の両親の一言です。
「〇〇(私の名前)、占いでおかしくなってるんじゃない?」この言葉でハッとしました。占いは本体自分が納得するまで占い続けてもらうものでは決してありません。
なのに私はいい結果も悪い結果も受け止められず何度も何度も少ない給料の中で無理をして占ってもらっていたのは異常だったのです。この一言で私は依存症からの卒業を決意しました。
【卒業】占いジプシーを抜け出した私の体験談を暴露!
そんな1日に10回も占いを受けていた私が実際に占いジプシーから抜け出せた方法をお話ししますね。
- 自分で悩み事を解決する努力をする
- 占いを受けても参考程度にしてアドバイスを実践してみる
- 回数や予算を決める
この3つを特に意識しました。それぞれについて詳しくお話しますね。
1:自分で悩み事を解決する努力をする
占いジプシーだった私は、自分で考えて解決しようという気がもともとありませんでした。
何か悩んだり、迷ったら「占ってもらおう!」と自分で考えもせず先生の言葉を期待するようになっていたんです。
本来悩んで相談するというのはまずじっくり自分で考えてみて、最善の方法を見つけなければいけません。どうしても答えが出ない時は誰かに相談するというのが自然な流れですよね。
そもそも私が相談していたことは自分でも冷静に考えれば解決できた事柄でもありました。
占いジプシーからの卒業のため、それからはできるだけ悩んだことがあれば自分で考えるように注意をして、脱却に近づいたと思います。
2:占いを受けても参考程度にしてアドバイスを実践してみる
占いとは本来は参考程度に収めて、自分で最終的には決断・行動をするものです。私が占いジプシーに陥っていた時は「占いが全て」になっていました。
それは依存度を深めるだけです。占いの結果はあくまで参考程度に、「こんな意見もあるんだな」くらいがちょうどよく占いを楽しめます。
特に私の場合は何度も何度も占ってもらっても望みの答えにたどり着かなかったことも多々ありました。
ですから、占いは1度だけ「なるほどな」と思って受け止めるようにしたら自然と何度も占ってもらわなくなっても大丈夫になりましたよ。
3:回数や予算を決める
私が占いジプシーとしてひどくなっていったのには、給料を全部使い込んでしまうということもありました。
時には何十万円とかかることもありましたし、遠方の先生で当たると言われている先生をわざわざ何度も尋ねたりしました。
そんなことをしていたら結局お金が足りなくなって・・そしてまた金運について占いで占ってもらうという最悪のパターン。
この状態から脱却するために私がしたことは、月に何回と占いの回数を決め、予算も設定しました。予算内ならOK!とし、自然と回数を減らす努力をしたんです。
そうすると、お金に余裕もできて、友達と出かけたい占い以外の趣味にお金を使うことができて、占いがなくても楽しいと思えるようになりました。
この方法は無理をせず、新しい楽しみもできてとてもよかったと思います。
占いジプシーにならないために3つのことに気をつけて占いを楽しもう!
- 「 最終的に物事を解決するのは占い師ではなく自分だ」と理解する
- 占いを転々と別のところで受けるのは最小限に止める
- 占いは所詮占いなので重く受け止め過ぎないようにする
占いジプシーにならないために、私が考えた方法は3つです。
この3つを守ればとても楽しく占ってもらえると思いますし、もし今「私は占いジプシーなのかも・・?」と思ったらこの3つを徹底してみてください。
1:「 最終的に物事を解決するのは占い師ではなく自分だ」と理解しよう
占いジプシーにならないためには占い師ではなく、「物事を解決する人は自分しかいない」ということを再確認することが必要です。
人生においての大事な選択でいくらアドバイスをもらっても実行するのはあなたしかいません。占い師が行動して物事を好転させてくれるわけではありません。
人生は自分でより良いものにしていく、そして占いはそのための助言 ということを忘れずに占いを受けましょうね。
2: 占いを転々と別のところで受けるのは最小限に止める
占いジプシーはいろんな占い師の元を転々とし何度も同じ質問をする人のことですが、転々とすることを当たり前にしてしまうと依存度が上がってしまいます。
ですので、できれば1つの悩みにつき占い師は1人にしておくのがおすすめです。様々な回答があると迷いますし、さらにたくさんの答えを求めてしまうでしょう。
最小限にとどめて、その1つの答えをしっかり受け止めることも占いジプシーからの脱却の大事な第一歩です。
3: 占いは所詮占いなので重く受け止め過ぎないようにする
こう言ってはなんですが・・「占いは所詮占い」と思うこともまた占いジプシーにならないために必要な心持ちです。
占い師だって人間。人によって占い結果が違うのは当たり前で、真剣に受け止め過ぎないこともまた必要です。
軽く受け止めておいたほうが、悪い結果が出た時に大きく落ち込まずに済みますし、生活に師匠が出るほど依存することは無くなります。
まとめ
- 占いジプシーとは占い依存症のことを言う
- 自分で悩み事を解決する努力をする
- 占いは転々とせず1人に1つを相談するのがおすすめ
- 回数や予算を決めた方がいい
- 占いを受けても参考程度にしてアドバイスを実践してみる
占いジプシーに陥った私の体験談でしたが、占いジプシーは誰にでもなってしまう可能性があります。
絶対私はならない!と私も以前まで思っていました・・。占い自体は決して悪いものではありません。うまく付き合えばあなたの人生にもきっといい影響をもたらしてくれるはずです。
占いと上手に付き合って、楽しんで使っていきましょうね!